・要介護認定
要介護認定とは、介護保険制度において、介護給付を受けようとする被保険者の申請で行われる手続きで、要介護状態にあると認定を行うことを言います。
認定調査の結果や主治医意見書等に基づく介護認定審査会の診査判定を経て、市町村により認定されます。
・要介護認定等基準時間
要介護認定等基準時間とは、介護保険制度において、要介護認定、要介護認定の審査判定基準として用いられる介護の手間を示す指標を言います。
認定調査票の基本調査の項目の組み合わせを基準に・直接、間接生活介助・問題行為関連行為・機能訓練関連行為・医療関連行為の合計時間数で推計されます。
・要介護認定の審査判定基準
要介護認定の審査判定基準とは、介護認定についての介護認定審査会による審査、判定のための基準を指します。
要介護認定等基準時間により要介護5つに区分されています。
・要介護1は、32分〜50分未満で要支援2に該当する状態を除く状態。
・要介護2は、50分〜70分未満である状態。
・要介護3は、70分〜90分未満である状態。
・要介護4は、90分〜110分未満である状態。
・要介護5は、110分以上である状態かこれらに相当する状態
・要介護認定有効期間
要介護認定有効期間とは、要介護認定が効力を有する一定期間のことで、歴月単位を基本に定められます。6ヶ月を標準にして、状態に応じて3ヶ月まで期間を短縮できます。
更新認定は12ヶ月を標準として、3ヶ月から24ヶ月まで弾力的な設定が可能です。
|